渓流釣りカメラにオリンパスTG-3を買った

釣りカメラ。

RICOH GX200をアクアパック(防水パック)に入れて使ってました。
各種設定変更がしやすくてお気に入りのカメラだったんですが
先日のiPhone水没の際に気づいてしまいました。
いや、本当はもっと前から気づいていたんですが・・・。

つまり、

防水パックからの出し入れめんどくせえ!!

ということです。


川沿いの植物、エメラルドグリーンの淵、枝沢から落ちる滝・・・
自然の中で遊ぶ1日。撮りたいものはたくさんあるのに
防水パックを開けるのは面倒だからカメラを出さない。
まあiPhoneのカメラでいいか・・・。

iPhoneの防水パック(ロックサック)も持ってますが
iPhoneで撮るとなるとこちらもいちいち出し入れしていられない。
まあ、パックに入れなくてもいいか・・・。

・・・

ダメでした。川に落としました。
GPSで地図が見れない、電話ができない。
むしろカメラを水没させるよりもダメージは大きかった\(^o^)/


写りをとるか防水をとるか


前々から「もっと綺麗に撮りたい!」と思い、渓流持ち込みカメラを調べてました。
大した腕がないので良いカメラ、特にレンズが明るく、撮像素子の大きいカメラが欲しかった。

RICOH GR



F2.8~、APS-CサイズCMOS、10cmマクロ。
リコーGRDから続く設定のしやすさ、このサイズでAPS。
エントリーモデルのデジイチは軽く凌ぐ写り(でしょう・・・)
ただ価格が70k弱・・・高すぎる。タフな現場で壊したら痛すぎる・・・。


SONY RX100



F1.8~、1インチCMOS、コンデジとしては充分すぎる写り(でしょう・・・)
初代で価格は35k~。バランス的にこれはいい・・・。
ちなみにM3だと75k~。こりゃ高い。


Nikon AW1



1インチCMOS、防水単焦点レンズはF2.8~。キットレンズはF3.5~。
世界初のレンズ交換式防水カメラ。発表された時、これは!とも思ったけど・・・
交換式はレンズがでかい。単焦点ならまだいいが・・・。
価格は65k~。まあ高い。


OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough



F2.0~、1/2.3型CMOS。防水コンデジ。
コンデジにしては明るいレンズ。
マクロが強くて顕微鏡モードがある。
価格は40k~。まあ手が届く。


このあたりでぐるぐると悩みながら
RX100に心は傾いていたわけで・・・。



防水のメリットを考えた


そんな中、iPhoneが水没しました。
本当にセンサーサイズ重視でいいのか?写りがよければそれでいいのか?
冷静に考えなおすことに。

RX100を買った場合のメリット

画質?がちょっとよくなる。以上。
他は今と変わらない。

TG-3を買った場合のメリット

防水パックの出し入れがなくなりテンポがよくなる。
落としても平気なタフさ。
iPhoneを水没させなくて済む。
水中写真が撮れる。
雪山、ボードでもガンガン使える。
海でもシュノーケリングでもガンガン使える。
マクロが強い。子供と一緒に生き物写真で遊べる。

・・・

明白でした。ということですぐにTG-3をポチったのでした。ドン!


レンズカバーと保護フィルムとミニ三脚を同時購入。ゴリラポッドマイクロ250という。
このミニ三脚がなかなかすぐれもので、普段は目立たぬやつだけど。


カメラが立った!カメラが立った!
色もね・・・ハマりすぎですし。

JOBY 三脚 ゴリラポッド マイクロ250 グレー GP15 010959
ジョビー (2011-11-04)
売り上げランキング: 13,831


ちなみにモンベルのジップ紐は落下防止のためにコイルコードをジョインツ。


岩の隙間や崖に落とすの防止。
これで一安心やで・・・。

ということで、今後は水中写真がんばります(´ω`)
最後に、まだ買ってから釣りに行けてないので顕微鏡モードの写真を・・・

ドン!


違う違う。アブじゃ。アブじゃない。
我らの見方。トンボです。

これからもアブを追いちらかしてください。



イワナの川とiPhone水没 2ndシーズン 2014/7/26

今年は釣りに行けないイヤーなのか・・・そんなのいやー。
お盆は大雨に祟られ釣行できず・・・
ということで3週間前のキロクをドゾ。

・・・

気合を入れたにもかかわらず安定の寝坊。(もう無理)
前回の反省を踏まえ、念入りにトイレに通い詰めながら車を走らせ
8時半過ぎに入渓点に到着。

到着と同時に車の周りには10匹以上のスズメバチとアブの群れ。

こいつぁー・・・降りれない。
意外と降りても大丈夫かな?とか、いややっぱり集中砲火かな?とか
悶々と悩みながら・・・移動することにしました。ビビリ杉。


ということでセーフティーに最下流からはじめます。


広い瀬。落ち込みのすぐ上。狭いポイントだけどボサ際を流すと早速ヒット。


早速バラす。


もう一回・・・ヒット。→バラす。
もう一回・・・ヒット。→バラす。

・・・3度もバラしてしまった。たぶん同じイワナ。
強い流れの瀬では判断が鈍るのか。オッチョコチョイワナ。
とは言え3度もバラすオレの判断も鈍っているので何もイエネエ・・・。
フックを見たらひん曲がってましたw

気を引き締め直し集中。となりの緩い流れでイワナがぽんぽんと出ます。


7寸ほどですが・・・。


もういっちょイワナ。白斑が大きいやつ。


頭に白斑がないやつ。
色々と混じっている感があります。

どこかにデカいやつがいると信じ、底石を探り細かく撃っていく。

瀬の中の岸際のたるみ、何度目かの流していると底から飛び出してきた。
なかなか良型。ドラグが出る。石の下に潜ろうとするので強引にひっぱると

ぷつり

切れました・・・。(´Д`)
ラインを巻き替えたばかりなのに。
というか巻き替えた後は切れやすい気がする。
もっと長く捨て糸を取ったほうがいいのかな・・・。


リリースして落ち着いてる子w
7寸クラスはポコポコ釣れるんだけど。


よさげポイントでは出ず。先行者の気配を感じるようになる・・・。
出たと思ったら鮎だったり5寸アマゴだったり。

大淵ではアマゴっぽい良型がライズ。ルアーはガン無視。
こういうところは粘っても無駄ということは知っています。
ひと通り粘ってから先を急ぎますw

小場所で6寸イワナ。

対岸の石周りをネチネチと投げていいのが出るもバラし。
ここぞというところにはいるんだけどなー。遠目ではバラし率が高いな・・・。


良型と思ってネットインした7寸強イワナ。虫食い。
引きの強さは流れの強ささ・・・。

二股の緩い方にはチビの反応しかないので
急流の方を流すと流芯からヌッとでてきた。

いた・・・尺イワナ。

慎重に、立ち位置をとり投げるが
2度ほどゆらりと追うもそれっきり。


チャンス逃した\(^o^)/


逃したチャンスにぐうの音も出ないが
腹からはぐうぐうの音が出てきたので飯を食らう。
小一時間ダラダラと過ごして英気を養い、遡行再開。
あの角を曲がったら餌師さんゾーンでした。

餌釣りさん数人に挨拶をして上流へいかせていただく。
色々と話を聞くとウグイが多いとのこと。

流すところの違いだろうか。こちらにはまったくだけど。

「ここで釣るから動かないよ」とのことだったけどある程度距離を開けて再開。
ここは大岩の瀬。流れが複雑でポイントも多い楽しいところ。


ポイントごとに出る感じ。バラしもたくさん\(^o^)/

瀬が緩まったところでようやく8寸イワナ。


ようやくコンデジでの撮影ができる・・・(ここまでは全てiPhoneで撮影)
念のため、iPhoneで写真を撮ろうとした時!

iPhoneが!スルリと!手から逃げ出して!水没!!

すぐに水中から拾い上げ電源をオフにしようとすると
画面が2重3重にブレていき、オフボタンもどれが本物かわからない(´Д`)
あわわわ!と電源オフのスライド動作を全てのボタン上で繰り返した・・・。

・・・ヒュン(無音で消える画面)

なんとか電源を落とし、水分を拭き取り、さらなる水没に備えるためにロックサックに封入。
・・・この撮影ルーティンはダメだ。


アクアパックからカメラを取り出すのが面倒

iPhoneで撮る。

写真が曇るのでロックサックには入れない


考え直さなければまた水没をやらかすだろう。


気を取り直し、コンデジで撮影しようするとこっちはこっちで保存ができない。
最近AirCardの調子が悪いのだ。
カードを取り出し、真っ二つに割りたい衝動を抑え、内蔵メモリで撮影・・・。


その後イワナ・・・鮎・・・イワナと釣れ続くも、水没したiPhoneが気になる。
ロックサック内が曇ってきたので換気しつつ、地図が見れないことに気づいた。
遠目に見える淵を目指しながらも次の退渓点までどれくらいかわからなくなったので
通り過ぎた退渓点まで引き返すことにした。

したのだ。

したとたん。


川の中で転倒した\(^o^)/


全身びっしょり。竿を持ったまま手をついたので
底に押し付けるかたちになりぐにゃりと曲がったけど折れずに済んだ。あぶねえ・・・。
ロックサックに封入したおかげでiPhoneの更なる水没は避けられた。あぶねえ・・・。

ずぶぬれで道を歩く。
なあに、この時期は逆に涼しくて気持ちが良いってもんだ。
ルアーロスト、iPhone水没がなければな・・・。


ちなみにiPhoneは電源を落としたまま
フォロワーさんのアドバイスに従い米びつに投入。
米びつの吸湿パワーで2日後に無事復活しました\(^o^)/



DATA
9:00~17:00 水温14度 10Cくらい~B多い
怪しいポイントは1投目から本気出して!
何度も流してみて!

アナと渓流の女王アマゴ 2014/7/21

1ヶ月以上ぶりの渓流。
納涼祭で飲み過ぎた次の日ではありますが、体に鞭打ってお気に入りのポイントへ。

大きな木の下に車を停めると「コン・・・コン・・・」「コン・・・コン・・・」と車をノックする音が聞こえます・・・。
周りに人影はない・・・すると突然耳元で・・・!


「ブブブブブブブ!」


「ぎゃああああああああ!(楳図かずおフェイス)」


スズメバチでした。やつらが活発に動き出す時期・・・。
しばらく待っても車から離れる気がないのでそっと場所を変更するのでした。


完。


・・・

下流から再開。ちょい増水気味。
入渓点の淵尻で6寸アマゴ。
淵上の瀬でいいアタリが出るも掛からず。

狭いポイントをチョイチョイと撃っていくと・・・


“!?”


突然キタッ!バカでかいヤツが!


バカでかい“ビッグウェーブ”が!


キョーレツな“腹痛”が!!


しばらくはモジモジしながら釣りを続けてましたが
ガマンには限界があることを尻・・・もとい、知り・・・

乗るしかないのかこのビッグウェーブに・・・。

“ノグ”る覚悟を決めるもここは岩盤帯。
林家“ペーパー”子も、代わりになる“葉っぱ隊”もいない。
あるのは真夏の太陽でジリジリと焼ける岩のみ。“ノグ”れねえ・・・


“!?”


あの岩・・・!尖ってやがる・・・!


とりあえず尖った岩の先端でアナを圧迫。出入口に押し寄せる狂ったオラフ。
鎮まりたまえ・・・!なぜこのタイミングでそのように荒ぶるのか・・・!
太陽の力を借り、温まった岩で暴れオラフを抑え、
三角木馬スタイルでアナを圧迫休憩すること15分ほど。
温まった岩のいたわりと友愛に包まれ、オラフの怒りは鎮まったのだ・・・。

(何を書いているのかよくわからない・・・)


ふう・・・太陽よ・・・アナよ・・・耐えてくれて・・・ありがとう・・・。


完。


・・・

ここから釣り。

増水の中、ゆるい流れになったところを重点的に流す。
対岸で大きな影。何度か投げるとバシャッと食う!
一瞬掛かるもジャンプ一発バラされる。

ジャンプ・・・?虹ですか?

瀬の中の小さなたるみ。黄色い腹のイワナにバラされる。
その後チビアマゴを経てようやく7寸アマゴ。


墨が垂れたようなパーマーク。
デカい淵に辿り着き区間終了。

瀬の区間に移動。探りどころは多くて楽しいけど反応するのはチビばかり。
人も多く集まってくるので一気に最下流へ。

岩に囲まれた狭いところで一投目から8寸弱アマゴ。
スレてない。まだ出るはずと流すコースを変えてもう1匹。まだ出そうだ。
となりの流れを探ってもう1匹。と抜きあげる時に落ちる(´Д`)


ツヤツヤ双子アマゴ。

反応のよさに期待して登ってみると良さげなポイントがいくつかあるけど出ず。
ここは朝イチ、それも少し渇水だと攻めるポイントが増えてよさそう。

次回に期待して帰ることにしました。



DATA
8:30~16:00 水温14度 8Cくらい~B多い
増水時はたるみですね。ただ遠投はアワセが決まりにくいですね。
しかし川での腹痛はヤバイ。そんな時はあたたかい岩のお世話になるベシ。